11月18日の練習

今日は初めに役員さんの方から2/6の演奏会に関するプリントが配られ、概略の説明がありました。詳細については参加4団体の会議を重ねていく中で決めていくとのことでした。

練習は「海よ」から。
音程、和声、縦のずれ、発音の仕方、発声など気になる部分をピックアップして修正し、水の重さ、海の深さ、空への憧れ、海の懐の大きさ、空への昇華などを表現する歌い方を工夫していきました。最後の通しはこれまでの中で一番充実した演奏になったと思います。

休憩後は「福島の子守歌」の練習。
前回、メロディパートとのバランスを考えて歌ったところ、萎縮したような表現になってしまったので、今日は充分に声を出すことにポイントを置いて練習していきました。この曲は日本の土の匂いがするような、どこか懐かしさを感じさせるような表現を目指して歌っていくと良いと思います。全ての音をテヌート気味に、細かい音や装飾音符は民謡のこぶしのような感覚で歌っていくと曲の良さが引き立つと思います。

最後に「くちなし」の練習。
この曲は「福島の子守歌」とは対照的に、美しい声で構成されたハーモニーの上に、父親に対する追慕やどこからともなく匂ってくるくちなしの香りなどを詠んだ歌詞を乗せて聴き手の心に沁みていくように歌っていくことが大事です。中間部のメゾのメロディは父親の言葉なので、深い発声で男性の声を思わせるような歌い方をしましょう。

だんだん寒さが増してきました。風邪などひかないようにご自愛下さい。

Direttrice

アリエッタ

袖ケ浦市の女声合唱団 established in