6月10日の練習

連日続く真夏のような暑さ。照りつける日差しの下で紫陽花が雨をこがれている様子。

今日は練習の前に、西村悟&平野和デュオ・リサイタルのご案内をしました。声の魅力にたっぷりと浸れる贅沢なひとときに、たくさんの方にお越し頂けることになり心から御礼申し上げます。

今日のカデンツは半音ずつ調を上げてみました。高くなるほど響きが美しくなるのは嬉しい発見でした。

練習は「くちなし」の復習から。中間部のメゾのメロディは、父親の言葉が浮かんでくるように太めにたっぷりと。同音が続くところも切れがちになっているのでレガートに。それを支えるソプラノとアルトのハミングは、起伏のある音の運びで。続いての部分は全てのパートが同じリズムなので和音をきれいに決めること。フレーズの終わりが短い音符の場合と長い音符の場合があるのできちんと歌い分けること。

再現部は、音やリズムの間違いを直し、詩を自分のことのように表現する方法を課題として練習しました。

休憩後は「川」の復習。
今日は後半がうまく歌えるように集中的に練習しました。最後の「川のこがれをこがれいきるもの」が3回繰り返される部分の歌い方が、他人事にならないように。薄い気持ちで歌わないように。「こがれる」という言葉を深く受け止めて歌うように。

次回は根形公民館です。久しぶりに「水たまり」の復習をしようと思います。

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