袖ケ浦混声合唱団

メトロポリタン・オペラ 3/15~3/21

今週のテーマは視聴者が選ぶ傑作集。先ごろ、膨大な公演の中からお気に入りを投票するアンケートが行われましたが、その結果、次の7作品が選ばれました。


3/15 ホフマン物語

3/16 西部の娘

3/17 アンナ・ボレーナ

3/18 アクナーテン

3/19 セビリアの理髪師

3/20 エフゲニー・オネーギン

3/21 アグリッピーナ


同じタイトルでも、時代、演出家、指揮者、歌手によっていくつもの公演があり、その中から選ばれた選りすぐりが上記の公演です。


3/15の「ホフマン物語」は、フランスのオッフェンバックの作品ですが、詩人のホフマンがこれまでに恋をしてそして破れてしまった三人の女性との思い出を軸にストーリーが展開されていきます。この三人の女性は、声質が異なるため、三人の歌手が歌うことが多いのですが、一人の歌手がすべて歌うこともあります。上記の公演では、キャスリーン・キム、アンナ・ネトレプコ、エカテリーナ・グバノワの三人で歌われています。そこにミューズの化身であるニクラウスと様々な人物になりすましている悪魔とが絡んで話は進んでいきます。オペラが始まってすぐに歌われる「クラインザック」、人形のオランピアが歌う超絶技巧のアリア、ソプラノとメゾの二重唱で歌われる夢のように美しい「ホフマンの舟歌」など聴きどころも盛沢山。


3/19の「セヴィリアの理髪師」は、芸達者の歌手が勢ぞろいして、ロッシーニの奇想天外な世界を繰り広げていきます。主人公のフィガロを歌うのは長身でイケメンのペーター・マッテイ。ロジーナに恋をするアルマヴィーヴァ伯爵がフアン・ディエゴ・フローレス。そのロジーナはジョイス・ディドナート。オーケストラ・ピットの周りにも花道のような舞台を設け、そこで走ったり、争ったりと躍動的な舞台を展開しています。私も「セヴィリアの理髪師」ではこの公演がイチオシです。


他も素晴らしいものばかりなので、ひとつでもいいので見ていただけるとうれしいです。


Direttrice 

セヴィリアの理髪師
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